キャンディ☆
約束の場所は、カフェ。

私は少し早めにお店についた。

注文を済ませてロビンがくるのを待つ。


約束の時間ちょうどにロビンは

やってきた。


お店のなかの何人かの女性客が

ロビンに気付くとコソコソ話してる。


彼は外で会うととても目立つ。


やっぱりかっこいい。


側にいすぎてたまに忘れそうになるけど

ロビンはほんとにかっこいいんだ。


今さら・・・

そんなこと考えて私は自分でも

ばかだなって思う。


私に気付くと軽く手を上げて

にっこり笑いながらサングラスをはずす。


周りのお客から、落胆したため息が

聞こえてきそう。


なんだ、女連れか・・・ってね。


「ふふ・・・」

思わず笑っちゃった。

「なにお前、笑ってんの?

 超、きもいよ・・・」

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