キャンディ☆
その後、2人で反省したんだ。

だってお互い絶叫系は苦手なのに

フリーホールなんかに乗ってしまったんだから。


私もそうだけどロビンの顔も

相当ひどい状態だった。


「ロビン・・・ひどい顔してるよ」

「はは・・林檎もね・・」

弱弱しくお互いの顔を見て笑った。


その後はちょっと押さえぎみの

アトラクションを2人で選んだ。


急流すべりぐらいなら私は大丈夫だったので

それを誘ったらロビンも大丈夫って

言ったのに、降りたときには

真っ青だった。


「ロビン・・弱すぎぃ・・・・」


「だって僕の田舎行っただろ・・・

 あそこには遊園地なんかなかったんだよ!」

「それにしたって・・あはは」

「ばかにすんなよぉ」

とふくれてるロビンもやっぱりかわいかった。


「ちょっと休憩しよっか」

「仕方ねぇ~な、林檎がそこまで言うなら

 休憩だ!」

「あはは・・ロビンが休憩したいんでしょ」

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