キャンディ☆
「私、甘えてたんだよね・・・・ずっと。

 ロビンが優しいことをいいことに

 私、甘えてばっかりで・・・

 ほんとにごめんね。」


「そんなことないよ。

 僕のほうこそ、林檎が決して僕を

 突き放さないことをわかってて

 側にい続けたんだよ。

 謝ったりしないで・・・」


「林檎、聞いて・・・・

 結果が見えてるのに言うのも

 おかしいけど・・・・

 これは僕のけじめね。


 僕は林檎が好きです。」

ロビンは私の手をぎゅっと握った。


観覧車はちょうどてっぺんを過ぎて

下ろうとしてる。

あと半分で、私達はお別れなんだ。


「ロビン・・・ありがとう」

涙が流れて膝に落ちた。

ロビンの目にも涙が浮かんでた。

私はキラキラ涙で光っているのが

とてもきれいでドキドキしたんだ。





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