キャンディ☆
「キスしていい?」
ロビンはそう言って微笑んだ。
目には涙をうかべながら。
私はうなずいた。
普通に考えれば許されないことかもしれない。
でも、私は
私じゃない私のためにもちゃんと
ロビンへの恋心を終わりにするために
小さくうなずいたんだ。
ゆっくりと重ねられた唇は
寒さのせいなのかわからないけど
震えていた。
きっとこれからの人生でこれほど
切ないキスをすることはないだろうって
感じた。
ゆっくりと離れる唇を感じて
私達は終わったんだ。
始まってもいなかったはずの恋が
終わったんだ。
ロビンはそう言って微笑んだ。
目には涙をうかべながら。
私はうなずいた。
普通に考えれば許されないことかもしれない。
でも、私は
私じゃない私のためにもちゃんと
ロビンへの恋心を終わりにするために
小さくうなずいたんだ。
ゆっくりと重ねられた唇は
寒さのせいなのかわからないけど
震えていた。
きっとこれからの人生でこれほど
切ないキスをすることはないだろうって
感じた。
ゆっくりと離れる唇を感じて
私達は終わったんだ。
始まってもいなかったはずの恋が
終わったんだ。