キャンディ☆
2人の間であったことを話すべきなのか。

正直、悩んだ。


でも、2人だけの思い出。

いくら圭さんのことが好きでも

なんでも話すべきではないと考えた。


「ロビンとは・・ん~。

 一緒に働くのは公私混同だと思って。」

とそれだけ話した。

「そっか」

彼はそれ以上なにも聞いてはこなかった。



「ねぇ、圭さん。」

「ん?」

「えへへ・・・」

思わず笑っちゃった。


「なに?なんで笑ってるの?」

「ん~なんか幸せで」

「そうだね。俺も幸せだよ」

そう言って彼は私の肩を抱いてくれた。

幸せだった。

2人で顔を見合わせてまた、笑い合った。


だって圭さんも私に負けないくらい

赤い顔をしてたから。


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