キャンディ☆
ねぇ、幸せすぎて私恐いよ。

こんなに幸せな日がくることを17歳の

私は知らなかったよ。



あのころにもどって教えてあげたい。

20歳の時には林檎は幸せすぎて

溶けちゃいそうになってるよって。



今、仕事モードにもどった彼を

私はぼんやり見つめてる。


邪魔になるから帰るといつも言うんだけど

そこにいて欲しいって言ってくれるから

お言葉に甘えて、ソファで雑誌を

読んだり、本を読んだりして

たまに、彼をこっそり盗み見したり・・・


私は相変わらず、片思いのような

気持ちでいる。



だって、大人な圭さんは付き合おうとかの

言葉は言わない。

でも、私にもわかるけどたぶん、

私達は付き合ってるんだろうな。


でも、言葉がない分、少し不安にもなる。




< 235 / 284 >

この作品をシェア

pagetop