キャンディ☆

初めての夜

長い時間、そのままで過ごした。

彼の腕の中はとても温かくて優しくて

とても居心地が良くて・・・


「林檎ちゃん・・・・

 よかったら、今日ずっといてくれないか?」

彼は言いづらそうにそう言った。

私も同じ気持ちだったよ。

今日はずっとあなたの側にいたかった。



「うん」

私は小さくうなずいた。



彼は優しく微笑んで私にキスをした。

圭さんの瞳はとても綺麗で

私はもぅドキドキしまくってたんだ。


キスをした後、目を開けるとそこにある

彼の目がまっすぐ私を見つめる。



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