キャンディ☆
彼女よりも俺のほうがきっと緊張してた。


だって彼女はとても綺麗で。

ほんとに綺麗だったんだ。


まぶしくて、その肌に触れるたびに

消えてしまいそうにはかなくて

俺は何度も確かめるように彼女に触れた。


恥ずかしそうに俺を受け入れる林檎は

かわいくて・・・


中学生のようにさかってしまった・・・・・・


何度も求めてしまって・・・

彼女はそれでもそのたびに俺を

受け入れようとしてくれて

愛しくて。



いつもならば、俺は絶対人と風呂になんて

入らない。


そんなラブラブなことをしたいと

思ったことなんてなかった。


でも、林檎は違う。

いくらでも甘えたいし、甘えてもらいたい。

そう感じてしまうんだ。

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