キャンディ☆
玄関を出ると圭さんが待っててくれた。
空港まで送ってもらう。
「じゃぁ、ちゃんと送ってきますね」
「よろしくおねがいします」
両親に挨拶をして私のスーツケースを
受け取ってくれた。
彼の車は相変わらず乗り心地がいい。
スムーズに発進した車は、国道を
流れるように進んでいく。
混んでいないせいもあって
ほとんど停車することもなく
空港へと繋がる高速道路に乗る。
なにを話せばいいのか悩みながら
言葉が出ない。
彼はそんな様子に気付いたのか
目線は前を向いたまま
「昔、林檎がさぁ・・・」
「うん?」
「この車に乗って、一生のうちに
乗れることのない車だって言ったよな」
「あはは。そんなこと言ったかな?」
「うん、言った。
俺、けっこう感動したっていうか・・・
新鮮だったんだ、そういう反応。」
「そう?」
空港まで送ってもらう。
「じゃぁ、ちゃんと送ってきますね」
「よろしくおねがいします」
両親に挨拶をして私のスーツケースを
受け取ってくれた。
彼の車は相変わらず乗り心地がいい。
スムーズに発進した車は、国道を
流れるように進んでいく。
混んでいないせいもあって
ほとんど停車することもなく
空港へと繋がる高速道路に乗る。
なにを話せばいいのか悩みながら
言葉が出ない。
彼はそんな様子に気付いたのか
目線は前を向いたまま
「昔、林檎がさぁ・・・」
「うん?」
「この車に乗って、一生のうちに
乗れることのない車だって言ったよな」
「あはは。そんなこと言ったかな?」
「うん、言った。
俺、けっこう感動したっていうか・・・
新鮮だったんだ、そういう反応。」
「そう?」