キャンディ☆
「俺、お前が木下から二階堂に
なるまで、この車乗り続けるから」
「え?」
「あのころの新鮮な気持ちを忘れないためにも
この車に乗り続ける」
「そこじゃなくて?二階堂になれるの?私」
「当たり前!!!約束な!」
「うん」
うれしかった。
プロポーズではないけれど、そんな大きな事では
ないけれど、それは将来への約束。
圭さんとの初めての約束。
空港について2人で少し話した。
とても他愛のないこと。
でも、それだけで充分な私達。
素敵な約束をくれたおかげで今、慌てて
なにかを話す必要なんてなかった。
空港のひと気のない所でこっそりキスをした。
そして私達は、別れた。
「いってきます」
「必ず、俺の元へかえっておいで」
「はい!!」
なるまで、この車乗り続けるから」
「え?」
「あのころの新鮮な気持ちを忘れないためにも
この車に乗り続ける」
「そこじゃなくて?二階堂になれるの?私」
「当たり前!!!約束な!」
「うん」
うれしかった。
プロポーズではないけれど、そんな大きな事では
ないけれど、それは将来への約束。
圭さんとの初めての約束。
空港について2人で少し話した。
とても他愛のないこと。
でも、それだけで充分な私達。
素敵な約束をくれたおかげで今、慌てて
なにかを話す必要なんてなかった。
空港のひと気のない所でこっそりキスをした。
そして私達は、別れた。
「いってきます」
「必ず、俺の元へかえっておいで」
「はい!!」