キャンディ☆
俺のポケットの中にある小さな赤い箱を
彼女に渡す日が来た。
彼女はまだ、知らない。
驚いてくれるだろうか?
喜んでくれるだろうか?
もしかしたら泣き出すだろうか?
やっと俺は林檎にプロポーズする。
2年前、留学する林檎にしようとしたが
しなかった。
あの時には、約束だけで充分だと思った。
林檎を空港に送ったあの日、
あの時も俺のポケットにはこの赤い小箱が
入っていた。
やっと活躍する時がきたな・・・
そうつぶやいて赤い小箱をつついた。
林檎が賞を取った今日、きっと一生忘れることの
ない日になった。
一通りの挨拶やらが終わって
舞台を降りた彼女。
キョロキョロと周りを見回している。
俺を探している。
そのことはすぐにわかった。
俺も彼女へとゆっくりと向かう。
彼女はまだ、俺に気付いていない。
彼女に渡す日が来た。
彼女はまだ、知らない。
驚いてくれるだろうか?
喜んでくれるだろうか?
もしかしたら泣き出すだろうか?
やっと俺は林檎にプロポーズする。
2年前、留学する林檎にしようとしたが
しなかった。
あの時には、約束だけで充分だと思った。
林檎を空港に送ったあの日、
あの時も俺のポケットにはこの赤い小箱が
入っていた。
やっと活躍する時がきたな・・・
そうつぶやいて赤い小箱をつついた。
林檎が賞を取った今日、きっと一生忘れることの
ない日になった。
一通りの挨拶やらが終わって
舞台を降りた彼女。
キョロキョロと周りを見回している。
俺を探している。
そのことはすぐにわかった。
俺も彼女へとゆっくりと向かう。
彼女はまだ、俺に気付いていない。