キャンディ☆

事故

いつかはきっと自分も素敵な恋を

するってそう思うんだ。

だって世の中のほとんどの人が

普通の人。

その中でみんな生きてて・・

そしてその中で恋をしてるんだから。


だから、いつかは自分もそうだと

信じてるんだ。


ドタドタドタ・・・・

凄い勢いで階段を登ってくるのは

おかあさん。


私が気付いた時にはもぅ、

布団をはがされていた。

「何時まで寝るつもり?」

「もぅちょっとだけ・・・」

目を開けることもめんどくさくて

そう言ったら、


「あっそ、もぅ8時過ぎてるけど」

とお母さんのきつい一言が飛んできた。

それを聞いて、私は飛び起きた。

八つ当たりと分かっていながら

「早く言ってよぉ」

そう言った。

『どう考えても遅刻じゃん』




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