キャンディ☆
自分の意思とは別のところで
恐怖が今ごろやってきて
足がガクガクと、まるで自分の
足ではないように震え出して
うまく歩けなかった。
とうとう、しゃがみこんでしまった
私は、どうしたらいいのかわからなくて
ただその場で、動けなくなった。
そこで目に飛び込んできたのは
バイクに乗ってた人だった。
その人はゆっくりと起き上がって
私の前まで来た。
「大丈夫ですか?」
とその人。
「は・・はい」
そう答えるのがやっとだった。
「とりあえず、病院までいきましょう」
とその人はそっと私の手を
とった。
その人に支えられながら
ゆっくりと私は立ち上がった。
私はでも、そんなことよりも
その人にドキドキしてたんだった。
だってその人は、とっても
かっこよかったから。
細身で背が高くて、大きくて切れ長な目、
高い鼻に、薄い唇。
低い声に話しかけられるたびに
ドキドキが止まらなくなっていた。
恐怖が今ごろやってきて
足がガクガクと、まるで自分の
足ではないように震え出して
うまく歩けなかった。
とうとう、しゃがみこんでしまった
私は、どうしたらいいのかわからなくて
ただその場で、動けなくなった。
そこで目に飛び込んできたのは
バイクに乗ってた人だった。
その人はゆっくりと起き上がって
私の前まで来た。
「大丈夫ですか?」
とその人。
「は・・はい」
そう答えるのがやっとだった。
「とりあえず、病院までいきましょう」
とその人はそっと私の手を
とった。
その人に支えられながら
ゆっくりと私は立ち上がった。
私はでも、そんなことよりも
その人にドキドキしてたんだった。
だってその人は、とっても
かっこよかったから。
細身で背が高くて、大きくて切れ長な目、
高い鼻に、薄い唇。
低い声に話しかけられるたびに
ドキドキが止まらなくなっていた。