キャンディ☆
「要さん、帰ってくるなら教えてほしかったぁ」

と、澪さんは要さんに甘えた声で

話した。


私はその様子を見て正直、驚いた。



いつも大人な澪さんがだれかに

甘えるなんて・・・

その考えはばっちり顔に出てたようで

澪さんは少し恥ずかしそうに

顔を伏せていた。


『きっと澪さんは要さんのこと

 好きなんだぁ・・・かわいい』


そして2人は出て行った。

それは澪さんがお茶に誘ったからだった。


ってことで、2人っきりになった

私達。


「澪ってわかりやすいでしょ」

彼はそう言って笑った。


キュン・・・

その笑顔がすごい好きです。


『もしかしたら、私の気持ちにも

 気付いてますか』


「澪さんは、要さんのこと好きなんですか?」


「見たまんまだよ」






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