キャンディ☆
彼女はリンゴの置物を見つめながら

まだ、ありがとうを

連呼している。


そして彼女が泣いてるのに気付いた。


こんなに喜んでもらえるなんて

俺の方がまじでやばかった。

泣いてしまいそうだったんだ。


彼女はこのまま、変わらないで

欲しい。

そう願って俺は帰ることにした。


ほんとは仕事なんてなかった。

でも、このまま一緒にいると

また、抱き占めたい。キスしたい。


きっと俺は襲ってしまうだろうから・・。


バックミラー越しに彼女を見た。

ずっと俺の車を見送ってくれた。


いつか俺が君を好きだと言ったら


『受け入れてくれますか』


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