御垣守~あやどるの百人一首小説第1弾~
皇宮警備の衛士の焚く火が、夜は燃え昼は消えることを繰り返すように、


私の恋の炎も夜は燃えて昼は消えることを繰り返しながら、


物思いに耽る日々が果てしなく続くのだ____。


ライバル同士でありながら、わたしは貴方が好きですと、


悠は湖心に伝えたくて、咄嗟にこう言ったのだった。


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