御垣守~あやどるの百人一首小説第1弾~
悠は号泣した。


ああ、なんて通じあった恋なんだろう。


ふたりは初めから、ずっと昔、1000年前から、歌を通じて。


和歌を通じて。


百人一首を通じて、愛し合っていたのだ。


___優勝のトロフィーは、いつまでもいつまでも、金色に光り輝いていた。


END


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