週刊誌ライター
 今の記者生活も勉強と思えば……。


 確かに人生を渡るうえで、いろんなものに接する必要がある。


 あたしにとって、その中で一番大きなものは活字媒体だと思えていた。


 だから、自ずとそういったものを勉強している。


 時間がないと感じることもあった。


 夜中まで起きていていても……。


 昼間は、ただひたすら仕事だ。


 追われながら……。


 腰を据えられるのは、夜ぐらいなものである。


 午前2時に眠り、4時間後に起き出す。


 疲労は溜まっていた。


 まあ、いろいろある。


 事情というものが。
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