週刊誌ライター
第31章
     31
 連日、仕事は続く。


 職場にも長袖のシャツを着て行くのだし、自宅マンションでも秋冬物の衣類を着ていた。


 夏も終わりだ。


 ずっとパソコンのキーを叩きながら、記事を作る。


 疲れは溜まっていた。


 特にメンタル面で疲労が滲み出ている。


 だが、暇はない。


 一々気にすることなく、淡々と仕事を続ける。


 実質、職場と自宅マンションの往復なのだ。


 カフェに行くこともあった。


 コーヒーを飲みながら、仕事をしたいと思うことがあって。


 それにネット通販で物を買うこともある。

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