週刊誌ライター
第40章
     40
 調子の悪さを感じることもある。


 あたし自身、完璧じゃないので。


 だけど、常に自ずと仕事に気が向く。


 パソコンのキーを叩き、記事を作っていく。


 疲れは溜まっていた。


 明け方に4時間程度眠るだけなので、昼間眠い。


 でも、記事の執筆は続けている。


 まあ、いろいろあるのだ。


 会社の中でも外でも。


 それにあたし自身、アル中のあの人のことを考え出すと、気分が悪いのだし……。


 暇はない。


 マシーンに向かうか、取材するか、雑用をこなすか……。

 
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