週刊誌ライター
 職場から自宅マンションに帰れば、濃い目のコーヒーを一杯淹れて飲んでから勉強だ。


 そしてまた明け方眠り、朝出勤する。


 そんな毎日が続いていた。


 疲労はあるのだけれど……。


 出勤してからは、社にいるか、出先で仕事をしている。


 やることはやっていた。


 あたしも身内にアル中患者や暴力団員などを抱え、恥ずかしいと感じることはある。


 何か、あたしまでその手の筋者みたいに思われて……。


 でも、どうせそんな人間たちは長く生きることがない。


 体調壊したり、地域から締め出されたりするだろう。


 別にそういった人間たちは身内でも一切連絡を取らない。


 それでいいのだった。


 関係ないって思ってて。
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