週刊誌ライター
 ヤツらという言い方をするが、ヤツらには羞恥心がまるでない。


 だから、昼間から酒を浴びるように飲んだり、他人から金など集ったり、嫌がらせしたりするのである。


 まさに社会のクズだった。


 その手の連中は皆。


 嫌なのである。


 まじめに働いていても、同類項みたいに思われて……。


 まあ、今だけの辛抱だ。


 そう考えていた。


 いずれその手の輩は死ぬのだから……。


 歯牙にも掛けてない。


 実際、あたし自身、そういった人間たちが死んでも、葬式など出したくないのだし、出席したくもないので……。


 時間を惜しんで記事を書いていた。
  
 


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