週刊誌ライター
 それに自分のことで精一杯なのだった。


 上司や同僚のことまで気にする暇はないのである。


 合間にカフェに行ったりするのだし、コーヒーとスイーツで一息入れることもあった。


 週刊誌記者は疲れる。


 何かと、だ。


 まあ、文章を書くこと自体、全然苦にならないのだけれど……。


 担当する記事は指定された期日までにきっちり書き、メールに添付して、デスクのパソコンのアドレス宛に送る。


 11月も終わりが近い。


 冬である。


 寒い季節は苦手だ。


 まだ暑い時季に薄着でいる方がいい。


 天候や気候など、どうしようもないのだが……。

  
 
 


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