週刊誌ライター
 昼間ずっと会社にいる。


 スクープを取るため、取材に行ったりもしていた。


 週刊誌記者は何でもありだ。


 記事を書くためなら。


 あたしも手段を選ばない。


 そして得た魚は逃さないのだ。


 ある意味、賢さがある。


 普段全力で努力することもあったのだが、一方では、わずかな力で大きなものを得ることもあった。


 常にいろいろと策を巡らす。


 週刊誌ライターには駆け引きも必要だ。


 そう思い、ずっとこの仕事をやっている。


 別に細かいことを気にしてなくても、ざっくりと大きなところを持っていく。

 
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