週刊誌ライター
 掃除や洗濯など。


 暇なく動いていた。


 あっという間に大晦日になり、一年最後の日がやってくる。


 カップめんのそばを一人分買っていて、お湯を入れて食べるのだ。


 毎年、これで年越しする。


 ずっとここ数年、同じことが繰り返し続いていた。


 まあ、別にいいのだ。


 無事に生きられればそれでいいのだから……。


 それに元日になると、またニュースがいろいろ入ってくる。


 一々チェックするのは大変だ。


 だけど、これもジャーナリストの仕事だった。


 あたしにも自負がある。


 業界にいるという。
< 238 / 902 >

この作品をシェア

pagetop