週刊誌ライター
 ギリギリだと危ない。


 見落としなどがあるのだし……。


 週刊誌は際どい。


 記者だって、いろんな意味で際どい人間が多かった。


 何せ、ストーカーと変わらないようなことをして、ネタを取ってくるのだ。


 ある種、恐ろしさのようなものがある。


 あたしだって踏み込んで書く時は、かなり危険で大胆なこともする。


 取材第一だ。


 そう思い、記事を書いていく。


 落ち着きたい時は、カフェでコーヒーを飲む。


 もちろん、休む間などそうないのだが……。


 慣れているのだ。


 わずかな休息を挟んで動くことに。
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