週刊誌ライター
 記者になって、過労が続く。


 ブラック企業並みの労働時間なのだから……。


 散々こき使われる。


 歯車として。


 まあ、いいのだ。


 この会社に長くいることはない。


 いずれ辞めてフリーになる。


 どこまでもそう思っていた。


 別に週刊誌記者の仕事に納得しているわけじゃないのだし……。


 それにいろんな意味で、考えることがある。


 待遇や戦績など。


 今の状態に納得することはない。


 だから、離れたいのだ。
 
< 290 / 902 >

この作品をシェア

pagetop