週刊誌ライター
第95章
     95
 実社会はずっと動く。


 あたしもそれに乗っからないといけない。


 毎日の疲労は大きかった。


 だが、余裕がないこともない。


 いろいろあっても、仕事を続ける。


 まあ、大変なことが多かったが……。


 常に記事を書く。


 取材や雑用の合間に。


 街は桜の花が散った後の花冷えで、幾分肌寒かった。


 だが、これからはずっと陽気が続くと思う。


 夜間は起きていて、遅くまであれこれやっていた。


 そして平日の朝は通常通り出勤である。

 
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