週刊誌ライター
 でも、いいのである。


 自分の背丈に合ったことをしていけばいいのだから……。


 そう感じていた。


 人生、無駄なことはない。


 いろいろあっても、全てが自分の経験になる。


 そう思い、やっていた。


 夏は過酷な季節だ。


 毎晩、自宅マンションの寝室の窓を開け放ち、眠っていた。


 蒸し暑いからである。


 心身ともに負荷が掛かっていた。


 ただ、無理することはなく、一つ一つ片付けていく。


 仕事など、一度やり出せば、気が狂うぐらいあるのだし……。


 今はスランプだ。


   

   
 

 
 
 
 

 
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