週刊誌ライター
 絶えず将来を気にしているのだ。


 いざ、自由業になったら、どうなるのかを。


 まあ、人間、超えないといけないハードルがたくさんある。


 常に感じることだった。


 夏の街は暑い。


 オフィス内は寒いぐらい冷房が利いていて、長袖の上着を羽織っている。


 疲れは溜まっていた。


 ストレスと一緒に。


 今一つ、調子が悪い。


 スランプで。


 だが、時間は過ぎる。


 記事を書くのに必死だった。


 毎日ずっと。

  
 

 
 
 
 

 

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