週刊誌ライター
第118章
     118
 体も心も疲れていた。


 社ではパソコンに向かっている。


 記事を打つにも労力が要るから、食事はしっかり取っていた。


 慢性的に疲労気味だ。


 夜間もそう簡単に寝付けない。
 

 梅雨だからか?


 ずっと調子が悪い。


 夜間遅く寝て、朝早く起きるから、睡眠不足だ。


 ただ、あたし自身、ずっとキーを叩きながらも、考えることはあった。


 思考回路は回っているのだ。


 いろんな方向へと。


 特に自分がキャリアを積んだ際の将来のことは、鮮明に思い描いていた。

 
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