週刊誌ライター
第124章
     124
 あたしのいる街は、ここのところずっと蒸し暑い。


 豪雨の被災地の人たちも、梅雨明けの酷暑で大変だろう。


 あたし自身、SNSなどで、お悔やみを申し上げていた。


 ネットニュースなどに出てくる映像は、とんでもないものが多いので……。


 川が氾濫したり、家が浸水したりで、とても他人事とは思えない。


 ネットで被災地に募金もした。


 あたしのお金が少しでも復興に役立てば、と思いながら……。


 毎日ライター稼業は大変である。


 疲労は凄まじいものがあった。


 仕事が終わり、家に帰ってきてから、冷たいシャワーを浴びても寝付けない。


 いつものように、午前2時ぐらいまでは起きていた。


 本を読んだり、ネットでいろいろ勉強したり、やることはたくさんある。

 
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