週刊誌ライター
第132章
     132
 お盆前までに書かないといけない記事を書き終えて、休みになればゆっくり休む。


 一日中寝てばかりだ。


 さすがに普段寝不足で疲れているからだろう。


 そうめんや笊蕎麦など、冷たい麺類をメインに食べる。


 お盆休みって、やることがないのだ。


 家族はあの人も含め、離散しているし、何の連絡もない。


 実家はないに等しかった。


 部屋の中ではTシャツに短パンだ。


 軽装で暑さを凌ぐ。


 寝室の窓を開け、ベッドに寝そべって、アイスコーヒーのグラスを傾ける。


 寝たかと思えば、起きたりで、ウトウトしてばかりだ。


 体も心も疲れている。

 
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