週刊誌ライター
 自分でも分かっていた。


 今の悩み事も杞憂であることを。


 先のことなど、誰にも分からないのだから……。


 あたし自身、そう腹を括る。


 悩むのは、無用なことだと。


 それにピンチはチャンスだ。


 そう思っていた。


 常に努力を続ける。


 もちろん、雑誌記者が人の揚げ足を取って楽しむ商売ではあっても……。


 まあ、日々いろいろあるのだし……。

 


  

 
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