週刊誌ライター
第140章
     140
 毎日、仕事に行く。


 疲労はあった。


 疲れ果てていて。


 でも、あたし自身、健康ではある。


 体を壊す寸前になれば、仮眠を取るなどして、休んでいた。


 確かにきついことは続く。


 合間の時間は食事に行ったり、カフェにコーヒーを飲みに行ったりしていた。


 まあ、想定していた通り、秋の日も流れていく。


 苦労はある。


 だが、一方で記事を書いた誌面も順調に売れている。


 喜ばしいことだった。


 あたしの書いた記事も、誰かの目に留まっているだろう。

 
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