週刊誌ライター
 そういった、記者としての勇気はあった。


 まあ、別に他人がどう思おうが、関係ないのだし……。


 秋風に吹かれながらでも、まだ外は蒸し暑い。


 カフェでは、アイスコーヒーを飲んでいた。


 カフェインで眠気が取れれば、また仕事をする。


 疲れはあった。


 いくらでも。


 ただ、挙げないといけない記事はたくさんある。


 奮闘していた。


 日々。


 何かに意欲を注ぐということが、常態化している。


 当たり前に努力するのだ。


 あたし自身、ずっと。


  

 
< 498 / 902 >

この作品をシェア

pagetop