週刊誌ライター
 ただ、その程度だというだけで。


 実社会だって甘い。


 仕事など、少々手を抜いて、要領よくやるぐらいがちょうどいい。


 思う。


 週刊誌ライターなど、所詮そんなものだと。
 

 戦績も作っているのだし、基本的にあたし自身、フリーになればいくらでも書くつもりでいる。


 ジャーナリズムなど、いい加減さが混交するのだった。


 だから、適当でいい。


 書いた文面にさえ、責任が取れれば。


 もちろん、あたしの何気に発信したゴシップが、名誉棄損や人権問題などに発展することは大いにあったのだが……。
 

 
< 510 / 902 >

この作品をシェア

pagetop