週刊誌ライター
 特別待遇などない。


 社員証など身分を明かすものを持っていて、報道に関する場に自在に出入りできるだけだ。


 それに何かトラブルなどがあった時、タクシーなどに乗っても、領収書さえもらっていれば費用は経費で落ちる。 


 昔からそういったことはあったようだ。


 記者でも取材先から戻れない場合などは、いろんな手を使う。


 山間部への取材でヘリを呼んだこともあった。


 報道局と同じなのだから……。


 いつもは、ひたすらマシーンのキーを叩く。


 別に変わったことはない。


 日常が流れ続ける。


 ランチなどで息抜きすることもあった。


 食事の時間は一番いい。
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