週刊誌ライター
第156章
156
 また週末がやってくると、眠ってばかりだった。

 土曜も午前11時過ぎに一度起きて、キッチンでコーヒーを一杯淹れ、飲む。

 休日は休んでばかりだ。

 別にいいと思う。

 普段は物凄い量の仕事をしているのだから……。

 平日は相変わらず夜間の睡眠が4時間だった。

 眠れないのだ。

 神経が高ぶって。

 午前2時に寝付いたと思ったら、午前6時には目が覚める。

 慢性的に短眠だった。

 休日はいくらでも眠る。

 時間があるから。

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