週刊誌ライター
 それに休日は一日中マンションの寝室で寝ていた。


 夏はだるい。


 休みになると、たくさん寝るのだ。


 合間に冷たい素麺などを食べながら……。


 平日は基本的に社内にいる。


 疲れていた。


 雑誌社自体、変則的な感じで回っている。


 午前9時に出勤するのが基本なのだけれど、稀に午後から来ればいい時もあった。


 記事が挙がるまで、仕事を続ける。


 沼沢たちに見張られながらも……。


 7月も第3週が終わろうとしている。


 特に変わったことはない。


 記事を書きながら、時間が過ぎていくのを感じる。
 
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