週刊誌ライター
 カフェに行ってアイスコーヒーを飲みながら、パソコンのキーを叩くことがあった。


 暇なく動く。


 連載記事などに穴を開けたりは出来ないのだし……。


 毎日、電車で通勤しながら、暑気とストレスでやられる。


 夏も夜は寝苦しいのだが、あたしは午前2時に寝て、午前6時には起きる。


 慢性的に睡眠不足が続いていた。


 だけど、そう気にすることもない。


 単に帰りの電車の中で眠ればいいのだから……。


 時が過ぎていく。


 日常は淡々としていた。


 特に難しいこともなく……。


 雑誌は常に一週間に一度、書店や駅のキオスクなどに並ぶ。


 あたしの書いた記事も校正され、載っていた。
 

 
 
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