週刊誌ライター
パソコンだけでなく、タブレットもスマホも仕事道具だ。

 夜間は充電器に繋いでおく。

 翌日も通常通り使えるように。

 平日は働き詰めの状態が続いた。

 まあ、いずれ辞めるからいいのだ。

 出版社勤務も、あたしにとっては、仮の住み家みたいなものだった。

 いつも思う。

 貴重な時間を使っているにしては、給料などが悪いなと。

 ただ、あたしがサラリーマン稼業に向いてないということだ。

 向いている人間がやればいいのである。

 あたし自身、いずれ辞めさせてもらう。

 これ以上、時間を使うのは無駄なのだし……。

 フリーライターとして独立する道を選びたい。
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