週刊誌ライター
まあ、勉強の方は追々やって行けばいい。

 要は今年も記事を書くのである。

 大量に。

 連載などもあり、大変だった。

 普段はかなりの緊張を強いられる。

 その分、休日は休むのだ。

 ライターは酷な仕事である。

 それは十分分かっていた。

 いつもはずっとパソコンに向かうことが続く。

 また仕事始めになると、いろいろあるだろう。

 だけど、何かを書くことが好きだからやれるのである。

 そうじゃなければ、ライターという選択肢はなかったように思う。

 あたし自身、そう感じていた。
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