週刊誌ライター
第202章
     202
 毎日、出勤していた。

 当然ながら、夜間は睡眠に充てる。

 疲れていた。

 体も心も重たい。

 春だからだろうか?

 まあ、別にそう気にしてもなかった。

 季節が流れれば、終わることだからである。

 暇はない。

 記事の執筆が続く。

 特に連載などは大変だ。

 ライターの書く記事は、どれも基本的に面白おかしくなのだし……。

 ただ、書くしかない。

 
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