週刊誌ライター
 アル中のあの人もだし、親戚の暴力団員などとも絶対会わない。

 別にいいのだった。

 顔すら見たくないのだから……。

 あたしがどれだけ苦労したか、あの人間たちには分からないだろう。

 そう思っている。

 夏の日差しが街を覆う。

 まさに初夏だった。

 コーヒーに浮かべている氷はすぐ解ける。

 常にネットニュースや買っている書籍などを読んでいた。

 目を酷使する。

 毎朝、サプリメントなども欠かさず飲んでいた。

 昼間は活動時間帯だ。

 休日はベッドの中でゴロゴロする。
 
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