週刊誌ライター
 無駄なことをしている暇はない。

 あたし自身、雑誌が売れるかももちろん気に掛けているのだが、絶えず記事の執筆に追われる。

 個々の事情もあった。

 気に掛けても仕方ないことなのだが……。

 とにかく頑張る。

 目の前のことを。

 連日、フロアはエアコンが利いている。

 寒いぐらいに。

 夏場は仕方ないのだ。

 どうしても。

 ずっとパソコンのキーを叩く。

 いろいろあっても、仕事は続くのだった。

 
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