週刊誌ライター
 食事に好き嫌いはない。


 昔から雑草のように強かった。


 家庭が不安定で。


 父親はアル中なのだし、親戚筋の暴力団員も、あたしには差別となって映る。


 でも、考え始めるとキリがない。


 それにいろいろある。


 日常でも。


 夜は遅くまで起きていて、朝早い生活が続く。


 昼間眠たいと思うこともあった。


 デスクで仮眠を取ることもある。


 至急の用事がある時は、コーヒーを淹れて飲み、覚醒させた。


 気にすることもない。


 週刊誌ライターは忙しいからだ。
< 80 / 902 >

この作品をシェア

pagetop