週刊誌ライター
 ゆっくりする暇がない。


 忙しくて。


 毎日、大量の記事を書く。


 運動不足なのだし、歩ける時はなるだけ歩く。


 疲れ切っていた。


 毎晩遅くまで、オフィスに居残る。


 帰宅は午後11時過ぎとか、午前零時前頃だ。


 この暑さがどうにかならないか、と思う。


 街はサウナのような感じなのだし……。


 まあ、あたし自身、今のような生活を長く続けたくはない。


 合間にフリーライターの公募などにも応募していた。


 いずれ、今の事態から脱却するために。 


 いろいろと制約はあるのだが……。

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