週刊誌ライター
第246章
     246
 夏の休暇に入り、一安心だ。


 土曜も起きたのは、午前11時前だった。


 充電器に差し込んでいたスマホを抜き取り、手に取る。


 ネットに繋ぎ、ニュースを見た。


 あたし自身、この一週間は寝て過ごすつもりでいる。


 普段は、夜6時間ぐらいしか寝てないのだから……。


 疲れていた。


 クタクタに。


 平日の昼間はずっと記事を打ち続けているのだし……。


 休みの間は、特にすることがない。


 社も閉まっていて、社員は思い思い過ごすのだった。


 あたしも実家などには用がない。

 
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