週刊誌ライター
第252章
     252
 平日はオフィスに行く。


 朝はコーヒーだけなのだし、昼間は必ず食事を取る。


 また、暑さが盛りかえしてきそうだ。


 朝晩はだいぶ涼しいのだが……。


 いつも午後11時過ぎに、オフィス近くの駅へと行く。


 夜風が冷たくさえあった。


 盛夏も終わりだ。


 直に8月も終わりである。


 季節が過ぎ去るのは切ない。


 でも、必然なのだ。


 必ず訪れるものとして。


 あたし自身、フリーを目指して頑張っていた。

 
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